「幼児的願望が満たされてないと、不満のうえにさらに【あーすれば良かった、こうであったら】と過去しか見られない。それが幼児的願望を満たされていない人の自然である。しかし、それでも自分の人生を【これで良かった】と認めること。それでなければ先に進めない。どんなに辛くても【これで良かった】と認めなければ、先に進めない。断ち切りがたい過去を断ち切って未来を信じる。夢は必ず実現する。夢が実現しないのは自分のほうが断ち切るから。歩いて、足腰強くなって、夢を実現する。幼児的願望が満たされていない人は、今の夢が実現しないと人を恨む。人のせいにすると、先に進めない」
著 加藤泰三 一部抜粋