「何をするにも相手があるから人間関係のトラブルは起きる。現実の世の中で生きている以上、それは覚悟しなければならない。覚悟をするということは、自分が歩いている道が見えるということ。足を引っ張られたら引っ張られたでいい。しかし自分の歩く道は変えない。覚悟をすれば、トラブルが起きた時に、【こんな人に自分の人生をわずらわされたくない】と思える。現実にはイヤな人がいて戦っていても、覚悟をすれば心の中ではそのイヤな人にわずらわされないで生きられる」

著　加藤諦三　たくましい人より一部抜粋