「社会的に大成功していても最後は絶望して自殺する人もいる。もしその人が実存的なレベルで人とコミュニケーションできていれば自殺はしない。なぜ人は自殺するほどまでに悩んだのか。それは人を好きになっていないから。人とコミュニケーションできなかったから。人と語らえなかったからである。問題はそこにある。人を好きにならない人が満足して生きられるはずはない。また満足していない人が人を好きになることもない。悪循環である。人と語らえない人が、満足して生きられるはずがない。そのような人は子供のころに、お金がなくても【こんな幸せがあるんだな】とか【こんなよいことあるんだな】という体験をしていないのだろう」
著 加藤諦三 一部抜粋
