「青春時代は事実を認めない。あったことを認めない。ここに美味しいものがあるのに、わざわざまずいものを食べている。現実を認めれば、突然すらすら青空になる。それを乗り越えたという。人は自分の弱点を認めれば、自分の長所にも気がつく。自分の弱点を認めないから、自分の長所にも気がつかない。だから青空を見ることができない。現実を否認すれば、青空は永遠に見えない」

著 加藤諦三 本当の自分はどこにいるより一部抜粋