先日、Z世代の起業家が自分を知ることが今後の日本には一番必要なことだと、ある媒体で議論していた。自分を知るということは、自分の向き不向きを知るということでもある。自分を知ればカメのような行動はしない。わざわざ自分の不向きな陸でウサギと争うなど愚かなことはしないだろう。自分に向いてる役回りが分かれば、仕事選びも簡単になる。自分を知らない人は他人も理解できない。つまりコミュニケーションが取れない。カメもウサギもコミュニケーションが取れていない。もしウサギがカメと陸で会えば海の世界はどうなのかとコミュニケーションをとるはず。ウサギはカメが海の生き物だと見抜けない。したがって満たされてないウサギは、カメに対して、どうしてお前はそんなにのろいのかと蔑む。人を見下げて、蔑んでいる欲求不満なタイプはこの世にたくさんいる。こういう人達の共通点は皆【自分を知らない】ということである。カメもウサギも自分を知らないということである。