「多かれ少なかれ誰でも劣等感は持っている。そして生きることは自分を直すこと。【あなたは生きているか】と問われて、【生きている】と答えられる人は、自分を知り、その自分を受け入れ、自分を直している人。直すとは一気に100点になる事ではない。劣等感を80から75に、75から60にと、少しずつ減らしていく事。時間がかかるけど、それが幸せへの道。劣等感をバネにして、成功する人もいる。でもその人は成功したけど、劣等感は小さくなっていない。長い目でみると不幸になる。劣等感を劣等感と感じなくなる人が幸せへの道を歩いていく」

著 加藤諦三 一部抜粋