最近始めたこと。宅トレ、ブログ。2年前から朝ラン。ランニングはギリギリ続いてますが冬は寒いので、できておりません。だめですね…。深酒した翌日がどうしてもサボりがちです。
「質の悪い人が、味方のふりして、色々な間違った情報を持ってくる。本当は言ってないこと、あるいはそういうニュアンスで言ったのではないことなどについて【あの人があなたのことをこう悪く言っていた】と言う。質の悪い人とは味方の顔をしているが、実はあなたの失脚を願っている人のこと。表面はいつも味方を演じている。そして憎しみを穏やかでニコニコした笑顔で隠している。すると人を見抜く力のない人は、間違った情報を元にして、ある人を怒り出す。劣等感の深刻な人はすぐに傷つく。だからそうした操作に乗りやすい。ある人が本当は味方なのに、その人を敵と思って動き出す。そうすればもともとは味方の人も面白くない。その人との間で喧嘩が始まる。こうして人を見る眼のない人は、質の悪い人に操作されて、トラブルを起こす。恐ろしいこと。本当に恐ろしいことである。自分が憎んで戦っている人達がもともとは自分に好意を持っていた人達であり、自分の忠臣を演じている人が、自分の真の敵なのである。敵はそれほど恐ろしくはない。敵と分かっているから。本当に恐ろしいのは、自分が信じている【忠臣】や自分の近くにいて自分をおだてる人。それが最後まで分からない人もいる。失脚しても、戦っていた敵に敗れたと思う。そしてその戦っていた敵を恨む。しかし本当はもともと自分が戦った敵は味方だった。戦う必要なんてなかった。忠臣を演じている人から操られて、その人の言うことを信じて、敵ではない人をみんな敵にまわしてしまう。恐ろしいことである」
著 加藤諦三 一部抜粋