20代はギャンブルで作った借金まみれでした、、、。30代で返済してからは一度も借金はしておりませんが事業をやっていると事業借り入れは必要になる場合もありますね。そんな時に役に立ちました。

「借金をすると心にゆとりがなくなり、自らを追い詰めてしまう。ギャンブルによるもの。仕事によるもの。そうして世の中から逃げてしまう人がいる。すると借金取りからひたすら逃げるか、親族の誰かが解決する。逃げる人は自分で解決する気持ちがないから逃げる。そうすると誰かしらそのしわ寄せを受け被害にあう。親族かもしれないし、貸した方かもしれない。仕事で失敗して借金をして逃げてしまった人は、しばらくしてほとぼりが冷めてから世の中にまた出てくる。もう借金取りは来ない。その人はその時にはすべて解決されたと思う。そのような人はまた何度でも仕事に失敗する。その度に隠れる。そしてまた解決された頃出てくる。それは実際の出来事としては解決された。でも人々の心の中では解決されてない。その事がその人には分かっていない。その人が作った借金によって傷を負った人がいる。でもそういう人は誰が傷を負ったのかを知らないし、知ろうともしない。いつも親族に借金を返済してもらっている人は、お金を返済する事の苦労を知らないし、悔しさを知ろうとしない。現実の世の中はその人が返してくれると思うからお金を貸すのではなく、その人の背景を考えて貸すのである。だから親族や友人にたよる。そして最後は闇金にお金を借りて転落の道をたどっていく」

著 加藤諦三 たくましい人より抜粋