自分の感情をそのまま書くことは大事です。人に見せるわけではないので本当のことを書く。ありのままを書く。人に見せようとするとカッコつけた事を書こうとしてペンが進まない。ノートに思ったことをそのまま書く。

「書いていくとものが見える。あの人は自分に、一番最後にお茶を持ってきた。そういう小さなことを書いていく。すると【何でそこまで眼がいくのか?】と考える。会議であいつが賛成しなかったことが何でそこまでこたえるのか。その人を自分が重要視しているから。書くと自分が見えてくる。そういう自分が見えてくる。何が自分にとって一番大事なことか見えてくる」

著 加藤諦三 一部抜粋